こんにちは。マサ@カンボジアです。
今日はカンボジア生活には欠かせない便利なWINGのご紹介。
記事の対象は「緑の看板のWINGは見たことあるけど、何のお店なのかイマイチ分からない」という方向けです。
結論は「WINGで送金/受け取り、両替、預貯金、電気代支払い、携帯チャージと何でも出来る」です。
WINGで出来ること
WINGで出来ること。
送金/受け取り
両替
預貯金
電気代支払い
携帯チャージ
送金/受け取り
WINGといえば送金サービスです。
送金大手といいましょうか。
アフリカ同様、銀行口座の普及が進まなかったカンボジアでは2018年現在でも多くの人が口座を持っていません。
貯金はタンス貯金なので訳無いですが、振込は困ってしまいます。
そんなブルーオーシャンを一挙に取ったのがWINGというわけです。
まさにリバースイノベーションですね。
両替
こちらの両替、外国通貨との両替ではありません。
カンボジアは米ドルとリエルが流通してる国。
そう、日常的にドルとリエルを両替しているんです。
カンボジア生活が長くなると分かりますが、意外と両替するシーンが多くて生活には欠かせないものになってきますね。
だいたいの場合、100ドルを両替するとR1000~R3000ほどリエルが多めに返ってきます。
もちろんドルのレートによってはR0やマイナスのこともあるので何となく気を付けておきましょう。
預貯金
そう、実はWINGでは預金もできるんです。
銀行口座持っていませんからね。
しかもプノンペンの治安の悪さ。
そう思うとWINGにちょっとお金を預けておく、というのは賢明なわけです。
わざわざ銀行行く必要ありませんしね。
ただもちろん引出手数料はかかります。
電気代支払い
これ非常に便利ですね。
おおよそプノンペンにいる限り電力公社の窓口は遠いでしょう。
WINGなら手数料たったの$0.25で代行してくれます。
たまーに支払い遅れのトラブルがあるそうですが、勤勉そうなWINGのお店を見つけておけば大丈夫でしょう。
携帯チャージ
SmartやMetfone、Cellcardと携帯大手3社。
こちらの残高チャージもWINGなら簡単です。
普段は雑貨屋さんや携帯屋さんで紙のチャージを買うわけですが、WINGでも買えるんですよね。
WINGではチャージがレシート形式で発行されるので、金額指定もこちらの言う通りに出来たりします。
SeatelのポケットWifi等使っている人はWifi残高のチャージもできますよ。
WINGの使い方
送金
お店に行く
→メモ紙をもらう
→「自分電話番号/受け手電話番号/送金金額」を書いて、お金を渡す
→手数料いくらかを聞き渡す
→レシートが発行される
→写メって送金相手に送れば完了
送金手数料
$100(手数料$1)
$500(手数料$1.5)
$1500(手数料$2.5)
受け取り
お店に行く
→メモ紙をもらう
→「自分電話番号/受け手電話番号/送金金額」を書いて渡す
→たまに自分の番号を確認される
→受け取って完了
両替
「ソム ドー ロイ(Please exchange money)」でOKです。
そのまま$100を渡してリエルをもらいましょう。
通常10000リエルで返されますね。
ただ以下のように伝えればその通りもらえます。
1万リエル札「カダs モイマン」
2万リエル札「カダs ピーマン」
5万リエル札「カダs プラムマン」
カダsの発音ですが、ゆっくり言うと「クロダ(ス)」ですが、カダッ(s)くらいがカタカナ発音ですね。
半分ずつ欲しい時は「ソム カダッs ピーマン カラッ、プラムマン カラッ」で大丈夫です。
電気代支払い
こちらは請求書を窓口に渡すだけです。
お金も同時に渡しましょうね。
終わったら紙とレシートをくっつけて返却してくれます。
携帯残高チャージ
こちらも簡単です。
「ソム ロイ スマート モイ ドラー」(スマート$1分ください)
この会社名や金額を入れ替えるだけでOKです。
WINGの競合サービス(TrueMoney、eMoney、SmartLuy、PIPAY)
WINGは店舗も多く圧倒的大手ですが、他にも代替サービスはあるのでそちらのご紹介。
TureMoney
こちらが一番のWINGの競合ですね。
タイ資本。
割とカンボジア全土に普及していますね。
タイ、ミャンマー、インドネシア等にもありますね。
eMoney
大手通信会社Metfoneの送金サービス。
割と色んなとこで見かけます。
でも使っている人はあんまし見たことないですね。
SmartLuy
こちらも大手通信Smartの送金サービス。
広告は沢山見るけど、同様に余り見かけませんね。
PIPAY
こちらパイペイと呼ぶらしいですが、ピーペイと読む人も半々くらい。
香港系らしいけど、カンボジア発祥らしい。CEOのトーマスさんは欧米人っぽいですね。
PIPAYは送金サービスとしてはまだ認知されていません。
どちらかというと電子マネーですね。
でも個人間送金も手数料$0.1くらいで出来るので今後どうなるか楽しみですね。
まとめ
カンボジア、リバースイノベーションが強いんですよね。
しかも一気に市場を獲得して大手にまで上り詰めてしまう。
日本も学べることがあるな、と思わされますね。