こんにちは。マサ@カンボジアです。
今日は屋台で使える便利なクメール語表現を少々。
記事の対象は「はる屋台を手伝う人向け」かな笑
前提
初売上でました!!!テリヤキチキン250円!!!!
フライドポテト売れない事件、焼きおにぎり嫌われる事件を経て、テリヤキチキン初日でした!ジムのお姉さんありがとう!!📢📢📢🇰🇭#屋台 #経営ガチンコ勉強中 pic.twitter.com/UmApZfbblF
— はる虎/エリートが海外で屋台中@カンボジア🇰🇭 (@ToraNotes) October 3, 2018
そう、はるちゃんの屋台で使えるクメール語です。
屋台での呼びかけ(売る時)
クメール語呼称
スレイサアーッ(ト)…綺麗なお姉さん
プロッサアーッ(ト)…イケメン
ボン…お兄さん、お姉さん
スレイ サアーッ(ト)…綺麗なお姉さん
直訳的には「a cute girl」ですね。
日本人には余り馴染みのない表現の仕方かもしれませんが、カンボジアではこの表現よく使います。
村なんかで旧知の綺麗な人に会ったり、ちょっと子どもを褒めたり、何かしてくれたりした時など、相手を持ち上げる表現ですね。
またイベントやテレビなんかでも連呼される言い方です。
最後の(ト)は口の形をtを発音する時の形にして空気を出します。
トと発音してしまっても通じますが、基本的にはtの発音しないバージョンですね。
ただ、この(ト)をきちんと最後に残さないと発音的に通じないので覚えておきましょう。
プロッ サアーッ(ト)…イケメン
直訳的には「a handsome boy」ですね。
スレイサアーットと同じ感覚で使われますが、もちろん男のほうがあからさまに可愛い女の子に使うので、聞く頻度は前者のほうが多いでしょう。
ボン…お兄さん、お姉さん
ボンはお店の店員さんを呼ぶ時に基本的には使われます。
ただホントは相手の年齢と自分の年齢によって言い方を変えるのですが、そこはクメール語が分からない外人ということで見逃してもらいましょう。
その他呼びかけ
ただ、誰にも彼にもボンと呼びかけると「?」となるので一応正解も書いておきますね。
自分を25歳想定だとすると以下のパターンになります。
ター(おじいちゃん)
Yェイ(おばあちゃん)
オム(おじさん、おばさん)
イー(若めのおばさん)
ミン(若めのおばさん)
プー(若めのおじさん)
ボン(お兄さん、お姉さん)
オゥン(年下への呼びかけ)
ター…おじいちゃん
基本的には60歳以上のおじいちゃんを指します。
仮におじいちゃんに「ボン」と呼びかけてしまうと、おじいちゃんに「お兄さん」と呼びかけているようなものなのでちょっとハテナな状況になりますね笑
Yェイ…おばあちゃん
ちょっと発音がなかったのでYで書きましたが、イエイの頭の音がYです。
基本的には60歳以上のおばあちゃんを指します。
けど見た目どうかな?って時には次で紹介する「おばさん」という表現を使います。
オム…おじさん・おばさん
年齢的には50代の人たちですね。
カタカナではオムですが、Mの音が圧倒的に強く包むような音になります。
イー…若いおばさん
年齢的には40代、50代、場合によっては60代まで。
プノンペンのおばさん達は「おばさん」や「おばあちゃん」と呼ばれるのが嫌いです。
本来は「おばさん(華僑の)」の意味なのですが、今ではどこでもかんでも「イー」。
地方では相手の年齢通りに「オム」「Yェイ」で大丈夫ですけどね笑
ミン…若いおばさん
こちらも「若いおばさん」というかお姉さん。
どちらかという「おばさん」ではなく「叔母」という意味で使われるシチュエーションのほうが目にしますね。
自分の親より若ければ何とか、みたいな定義があったのですが忘れました。
僕的には「ミン」は自分より年下だけど、子どもがいる奥さんなんかに使う表現ですね。
プー…おっさん
お兄さんでもないし、おじさんでもない人に使います。
ボン…お兄さん
男向けの表現は割と適当です。
「ボン」→「プー」→「オム」→「ター」とお兄さん→おっさん→おじさん→おじいちゃんですね。
多少間違えてもそこまで気にしません。
オゥン…(年下/子どもへの呼びかけ)
オゥンは年下への呼びかけです。
ただ気を付けないといけないのが「彼氏→彼女」の呼びかけもオゥンなんですよね。
そのため自分が男なら年が近い年下の女子にはオゥンは使いません。
ミスって彼氏の前で使ったら殴られますよ。
こういう場合は相手が年下でも「ボン」と呼びましょう。
子どもは全員オゥンでOKです。楽ちんですね。ゆえ、何が起こるか分かるでしょうか?
実は村の人同士でもお互いの名前を知らなかったりするんです。
子どもはオゥンで、おじさんはオムでいいわけですからね。
年上の人を名前で呼ぶのも失礼なので益々みんなお互いの名前を聞かないわけです。
トゥクトゥクドライバー
トゥクトゥクドライバーの場合はレストラン店員さんと同じ要領ですね。
基本的には「ボン」でOK。
ただ相手がおじさんなら「プー」が自然。
更に年上に見えたら「オム」。
トゥクトゥクで「ター」を見かけることは少ないと思うのでそれは覚えなくて大丈夫ですね笑
照り焼きチキンはクメール語で?
本日、はる屋台史上二人目のお客様!!!!!
ラジオの音楽、はるチキンダンス、醤油の香り、サンプルディスプレイで広報してます!! pic.twitter.com/zZaZFQomSb— はる虎/エリートが海外で屋台中@カンボジア🇰🇭 (@ToraNotes) October 3, 2018
照り焼きって単語、英語圏だとTERIYAKIなんてことになってますけど、カンボジアは欧米ではないので関係ないですね。
ただの焼いたチキンwith甘い醤油だれです。
というわけで表現的には「サイッ(ch) モアン アン(g)」ですね。
この発音ちょっと厄介ですが、慣れないなら誤魔化してもよいでしょう。
ただ語尾のchとgを口の形だけ残しておくときちんと伝わります。
例:屋台での会話
お客さん「アナン アイケ?(これは何?)」
屋台「サイッ(ch) モアン アン(g)、ボン(照り焼きチキンだよ、お兄さん)」
お客さん「モイ マーン?(一ついくら?)」
屋台「モイ プランバイポアン(一つR8000/$2)」
お客さん「OK ソム モイ(一個くださいな)」
屋台「バー(チャー) オークン(Yes, ありがとう)」
まとめ
簡単にですが、屋台のクメール語並べてみました。
でもちょっと呼称は難しいかもしれませんね笑
まぁ楽しくやればお客さんも来てくれる系ですね。
楽しいは大事です。
それでは皆さん楽しい1日を!